嚥下能力とともに、咀嚼力も大幅低下のむっちゃん、今月頭から食が細くて…7/26に獣医さんで体重測定しましたところ20.6kg~最盛期34kgはありましたから、1/3以上の筋肉が失われています…当然顎周りもほっそりして~元気な頃はがっちりとした口吻周りが野武士を思わせてくれましたが、すっかり華奢になってしまいました。。。まぁ、じいさんになってからの方が愛らしいと言いますか、妙に可愛らしいんですけどね。

「むっちゃんもそろそろ流動食か」なんて話題が出ていましたが、犬用流動食と言いますと、最初に亡くなったぷんて兄さんにしろ、くーちゃんにしろ、嫌がるのを押さえつけ、シリンジで流し込んでいましたから…我が家では『拷問』と自嘲気味に呼んでいました…老犬にしてみりゃ流動食なんてうまいはずが無いんですね。

どろどろ液状の流動食に、流動食一歩手前の「若干の固形・粒状のものが流動食に混ざった」程度のシニア犬用FOODを手のひらに載っけて与えてみましたが~余ったFOODはおつうちゃんがおいしくいただきましたけど~あんまりお気に召さない様子。そりゃむっちゃん、余命宣告が出る一年以上前から、ドッグフード拒否して自家製シニア犬フード専門でしたんでねぇ、いまさら「こんな犬の飯が食えるか!」なんでしょう。

このまま手をこまねいていては、お盆までもたない!!
そう考えて、急遽制作したのが牛乳がゆ←ちゃんとした料理っぽく書きましたが、今月頭から食べてくれなくて冷蔵庫にストック余儀なくされていた食材(余り物)総動員で、ダメ元で作っただけですが…スマッシュヒット!!!

先月まで好んで食べてくれていた玉子カステラを小さく砕き、その前に好んで食べていた玉子ボーロも小さく砕き、時々食べてくれた業スーの甘い方の卵焼きをさいの目に切り、これも時々気が向いたときに食べてくれた西友の値下げ梅焼(すり身に玉子と砂糖を加えて梅型に焼いた物)も小さくさいの目に刻んで、ボールに入れて牛乳かけ回して、混ぜて、まぜて、マゼテ…ラップして冷蔵庫で冷やしただけの代物。

「食わなかったらおつう行き」なんで、ローソンでもらったキティちゃん角皿にカップ一杯程度をこんもりもって、百均などで売っているシリコンスプーン?へら??用意して~未だに横倒しで寝てくれない頑固ジジイは這いつくばってますから、顎あげて角皿敷いてこぼれ止めにして~準備中にむっちゃん目の色替えて、頭かしげて牛乳がゆにくらいつく。おお、お好みですか??

とは言っても、むっちゃん口を大きく開けられませんから、へらに一口分載っけて口の中に入れてやるというアシスト作業でサポートしましたところ、カップいっぱいはすぐ完食。すぐにお代わりよそって~これもほぼ完食。

内容量を考えてみますと、このところの食事量が減ってましたから、この一度で2日分はお召し上がりになった計算。。。
瓢箪から駒とでも言いますか、余り物のダメ元でしたが、結果オーライの自家製シニア犬フード。
この調子でしっかり食べて、体力補って、猛暑もお盆も乗り越えようね、むっちゃん!