おそらく、猛暑の京都で、ここ数日が暑さのピークなのかな?
うだる暑さの中、テレビを付ければ各局オリンピックの中継ばっかで…女子スケボ、下手すりゃ孫世代のお嬢ちゃん達が頑張ってるのをぼ~っと見ていて、ふと気がつけば涙腺が緩んじゃって、ティッシュ手放せない~ジジイになった証拠だな。
涙腺が緩むと言えば~「起こせ!」「立たせろ!!」の催促ワンワンに腹の一つも立ちますが、レスキュー出動が遅れると糞尿の池に寝そべった地獄絵が待ってますので、可及的速やかに行動するように心がけてはおりますよ、齢(推定)16才のむっちゃんご主人様♪
実際のところ入浴中とか排泄中とか、バッドなタイミング選ったかのように要請が来ますから、特に二階で就寝中にワンワン来たときは…平均夜4時間、昼1~2時間の変則睡眠時間なんでね…かぁちゃんの神速ぶりに頭が下がります。
そんなご主人様っぷりを見せつけるむっちゃんですけど、脱水症状予防のため毎週一回点滴に連れて行きますが、ついでに月初めには血液検査もしてもらっているんですよ。
食欲にもムラがありますが、脂肪腫含めた脂身はたっぷりあるのに筋肉は落ちてきて、体重26kg。腎臓関連の数値はなんとか横ばいしてますが、ここに来て新たな赤血球の産出が減っている兆候があるそうで~病名付けたら「再生不良性貧血」テレビのドラマや映画では、薄幸なヒロインを襲う病魔ですわな。
ざくっとした説明すれば、腎臓の主たる業務は、要らない物を漉し取って、必要な物を回収する、言ってみれば「血液のフィルター」で、むっちゃんここに結石ができて『腎不全』。人間なら人工透析も出来ますが、犬はそれも敵いませんので、脱水症状の予防と定期的な検診で変化に対応するよう心がけて、大方一年近くが経過します。
その腎臓、隠れたお役目が、赤血球などを産出する骨髄に「血を作れ!」と指示を出す司令塔…どうやらここもパンクしてしまったみたい(泣)
新しい赤血球を生み出す能力はまだまだ骨髄にあるのに、司令塔の腎臓が指示出さないから、ただいまむっちゃんの体内ではロートルのジジイババァ赤血球が全身駆け巡って酸素を運んでいるわけで…肥大化した赤血球じゃ、狭い隙間の毛細血管に酸素運ぶのも一苦労。
涙腺ゆるゆるの老眼ジジイの玉葱屋が一番若く~持病枠でようやくモデルナワクチン初回接種ですと言えばだいたい想像付くでしょ? かぁちゃんとそのかぁちゃんのばぁちゃん二人は、ファイザー2回とも接種済みと言えば予想付くでしょ? そんな高齢者が寄り集まった世帯の玉葱家ですから、ロートル赤血球が奮起して働く様を想像すると…バイト先の京都中央卸売市場でも、そんな境遇にしょっちゅうずぶずぶ陥っているだけに、なんだか身につまされてねぇ。。。
と言う事で、本日はおぼこいお嬢ちゃん建のがんばりと、じいさん犬の体内で頑張る『働く細胞』の奮起ぶりに、ジジイの涙腺緩みっぱなしですわ。。。