3代目むっちゃんの状況ですが、良くはありません。食べたり食べなかったり、気に入ってがっつり食べても、おかわり用意するとプイッと横を向く、頑固なジジイになってしまいました。
まぁ気持ちが悪くて、食べたくても食べられないのが真相でしょうが…ざっくりと説明すると、全身に酸素と栄養を運ぶのが動脈=上水道。細胞から出た老廃物を運ぶのが静脈=下水道。腎臓は静脈から来た老廃物を漉し取って、濃縮して、膀胱に送る、いわば下水処理場なんです。人間なら人工透析かけて、血液中の老廃物を除去するのが治療の定番ですが、犬はそうもいきせんからねぇ…。なにせ腎不全は、犬の死因のトップクラス(泣)おまけに膀胱結石という時限爆弾と言いますか、地雷と言いますか、細かい結石の破片が尿道ふさげば即手術…血液数値からしてアルブミン濃度が「犬とは思えない異常値」だそうで、ひょっとすると肝臓もやられている可能性がありますし、何より体力が持たないかもしれませんし…そのまんま永遠の眠りにつきかねませんからね。
お盆前からの食欲不振、その前からお散歩を嫌がる等々を「夏ばて」+「加齢」と甘く見ていたワシが悪い。ごめんなむっちゃん、点滴でちょっとでも元気が出たら、少しでも血になり、栄養になるから、この際味が付いていようが、体に悪かろうが、がっつり好きな物を好きなだけ食べて、一日でも長生きしておくれ。。。