昨年秋に「年内もたないだろう」と余命宣告をうけましたムサシですが、前回更新の11月以降はモリモリご飯食べて、生きながらえています。体重の方も、痩せていくのは致し方有りませんが、それでも微減レベル。毎月の血液検査では、9月頃の危機的状況から少しながら回復し、何とか安定しております。

毎週脱水予防の点滴を受けに獣医さんに通っていますが、先生も「ほんますごいです」と感心してくださいますし…とにかく「食いしん坊の犬は長生き」と、共通の見解に達しましたが…前回投稿時には「肉・にく・ニク食わせろ」の肉食獣丸出しだったムサシ君、正月前後はドッグフードにお手製ハンバーグやら鳥肝のクリーム煮載っけたものがお気に入り。完全栄養食となるドッグフードを食べてくれると、看護・介護するこちらとしては大助かりなんですが、それに飽きてしまうのが年寄り犬の常。

桜が咲く頃合いから先週ぐらいまでは、鳥唐揚げと袋うどんを細かく刻んで、ご飯と卵と鰹節たっぷりを炒め合わせた「親子焼きめし」がお気に入り。肉類だけでは機能不全の腎臓にさらに負荷をかけてしまいますので、消化吸収が早くエネルギーにすぐ変換されやすいデンプンをベースに、肉に比べて老廃物の少ない卵でタンパク質を補う作戦ですね。その頃収録した動画が、今回リニューアルした玉葱工房サイトに「計測編」「装着編」として紹介されていますが~自力で水飲みに、トイレに立ち上がるお利口さん(後の始末してくれればもっと良いんですけどね~)でしたけど、この梅雨の晴れ間の猛暑が堪え始めたのか、親子焼きめしの魔法が切れたのか、また恐怖の『偏食期』がぶり返してきました(泣)

手こねハンバーグ×、鳥肝クリーム煮×、親子焼きめし×…次は何を食べてくれるやら…くーちゃんやぷんてちゃんのように、流動食をシリンジで強制的に流し込む日も、やがてやって来るのかなぁ…